はらからさん、感想ありがとうございます！　では、さっそく！

賢二は、今は精神的にかなり不安定なので、二人の存在を歓迎する気にはとてもなれないです。加えて、悠の口調が相変わらずなわけですから、なかなか受け入れる心境にはなれないと思います。

そこで、持ち上がってきた脱出計画。しかし、この話は原作より前なので、前例がありません。それだけに、困難が予想されるわけで……。容易く希望を抱けないのも、こういう背景が一因かな思います。
栄司は本当に優しい子になったなと思います。普段はちょっとナヨナヨしているところはありますが、根本的にはいい子なんですよね。

会話していくうちに、徐々に解れてきた賢二の言葉を遮るかのような、悠の一言。これは、本当に言ってはいけない一言でした。
悠としては、事実を話して、それから前向きに脱出しようという言葉だったかもしれないですが……、これは、完全に賢二に決定的な一打を与えてしまいました。

段々、賢二の憎悪がクラス全員に向けられていこうとしています。元は、もちろんそんなことは望んでいないわけですが……
元を大切に思うが故に、話はどんどん絶望的な方向へ……。

はらからさんの嫌な予感が当たるかどうか……。それも含めて、今後も見守っていただければと思います。
それでは！